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和風の庭をご自宅に! 日本庭園の様式や特徴と事例をご紹介

和風の庭をご自宅に! 日本庭園の様式や特徴と事例をご紹介

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伝統的な日本庭園は、四季を通じてさまざまな表情をみせ、水の流れや鹿威し(ししおどし)の音などで何ともいえない情緒を味わせてくれます。そんな日本庭園の雰囲気をご自宅の庭に取り入れたいとき、例えば竹垣や植物などを工夫して配置することで、和風の独特な空間をつくることができます。
ここでは日本庭園にご興味を持つ皆さんに、ご自宅でできる和風の庭づくりのヒントや施工事例をご紹介します。

日本庭園のいろいろな様式は?
日本庭園では、海に見立てた池や、池にそそぐ曲線の水路などを遣水(やりみず)といい、石や岩を組んで島や山を表現した龍門瀑(りゅうもんばく)、水は使わずに石、砂などで水の流れをつくる枯山水(かれさんすい)など、いろいろな特徴があります。それでは、この日本庭園のさまざまな様式を大きく3つに分けて簡単に解説しましょう。

●池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)

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自然そのものを縮図化した庭で、池や川、山をつくり自然を表現した庭を「池泉式庭園」、大きな池を中心にして、園内を回遊して観賞する庭園を「池泉回遊式庭園」といいます。池の周辺には園路を巡らし、築山、池中の小島、橋、石などで各地の勝景(しょうけい:すぐれた景色)を再現しています。

室町時代の禅宗寺院に見られ、また江戸時代には大名家が多く造営した形式で、日本庭園の集大成として位置づけられています。

代表的なものとして、東京では浜離宮恩賜公園、小石川後楽園、そのほかの地域では、兼六園(石川県金沢市)、後楽園(岡山県岡山市)、栗林公園(香川県高松市)などが有名です。

●枯山水(かれさんすい)

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白い砂や砂利で水を、樹木で山などの風景を表現しています。白い砂の上を熊手でなぞり波に、石を鳥に見立てたりします。瞑想や座禅の場としても活用されるなど、心を落ち着かせる雰囲気のある庭園です。

●茶庭(ちゃてい)

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お茶会を行う庭で、茶室に行くまでの通路でもあります。お客さまをもてなす気持ちが大切になります。

和風の庭をつくり出すデザイン

日本庭園のイメージを理解したところで、いよいよご自宅に和風の庭をつくる際のポイントを考えてみましょう。

●住宅と庭の雰囲気に調和させ、情緒ある空間を

和風の庭をつくるには、住宅と庭を統一したデザインで美しくまとめることが大切です。白砂利や景石を並べた枯山水のイメージの庭であれば、モノトーン構成のシックな色合いで統一された和モダンなデザインの住宅と調和します。

浴室や寝室の窓越しに見える坪庭も、砂利や景石をあしらい、シダ類などの下草や、マホニアコンフーサやアオキなどを植栽すれば、狭い面積でも情緒ある空間が生まれてよいでしょう。

石灯籠や鹿威し(ししおどし)などで和風感を

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和風庭園のアイテムの定番は石灯籠です。手水鉢(ちょうずばち)や鹿威し(ししおどし)も加われば、水の流れや鹿威しの音色で、何ともいえない安らいだ情緒が味わえます。

ちなみに、灯籠は飛鳥時代の仏教の伝来とともに渡来し、奈良時代の寺院建築で盛んにつくられ、平安時代からは神社の献灯として用いられるようになりました。この社寺の庭園文化の発達と共に、観賞目的で設置されるようになったのです。